令和5年度 諌早市小・中美術展★

@小中美術展にて…

一組の親子が会話する姿が私の目の前にありました。

女の子「お母さん!ほら、みなみちゃんのがある!」
母親「すごいね!みなみちゃん!さすがやね!上手!」

 

画像:Loveタイツくんより

…ん?!!!今なんと仰いました?!
全然良く聞き取れませんでしたが!!

 

はい~?!もう一度!!

 

女の子「お母さん!ほら、みなみちゃんのがある!」
母親「すごいね!みなみちゃん!さすがやね!上手!」
って、
良く聞き取れなかったので(一言一句違わず暗記しておるww)、
もう一度仰っていただき、よろしいでしょうかーー?

 

と、言うやり取りを心の中で繰り返しておりました~~~(゚∀゚)♫

 

嬉しいですね♫
嬉しいですね♫
生徒が褒められる瞬間を目の当たりにするとっ♪

こちらのみなみちゃんの入会は、年中?年長だったかな?1年生になる前に入会だったと思います。マスに罫線が無いにも関わらず、文字の中心を揃え最後まで丁寧に書き上げています★

 

他、通う生徒の作品も選出されていましたので、ご紹介いたしますね♫

 

◆硬筆

かなちゃんは、左利きです。聞くと、“お正月”はペンで書かないといけなかったので、失敗しないように左手で書き、それ以外は右手で書いたそうです。

 

はると君も元々左利きです。昨年入会ですが、入会前に親御さまが先に右手矯正されていました。

他記事でも書きましたが、左利きさんは、字のクセ以前に鉛筆の持ち方・書く姿勢がまっさらな状態から美文字習得をスタートできますので、考えようによっては、すごくラッキーなのです★

ハンディキャップを持ってスタートした美文字習得。そこからのクラス1名選出。
ただただ自信に繋がったことでしょう♪

 

 

続いて、

 

 

◆毛筆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと、辛口コメントをすると、“線が細かった”。
展覧会とは違い学校の書写で書いた作品なので、目的がちょっとズレるとは思いますが、太い線で書かないと展示されている時に目立ちません。「私はここよ~!」ともっとアピールして良かったかなと(^▽^)

 

各生徒、書道を習っているからには、クラス代表として選出されたい!と、意気込んで書いた作品だと想像します。
選出されたこと、自信に直結したと思います。

日々のレッスンでは、何回も失敗を繰り返し、それを受け入れまた筆をとり工夫して書き進めています。
書道に限らず、自分の欲しいものはそうやって掴んで行くんだと改めて実感しました。

書道って、どんなにテストで100点取ろうが、今まで何事も順調にこなして来たとしても必ず失敗を経験します。
誰でも、もれなく失敗を経験します。
必ず、です…だから、とんとん拍子で今まで来た子の“書けない”は大打撃なのです。

言葉が適当かどうかは分かりませんが、不器用だった子(注意されたり助言をもらってた子)の方がメンタルが強く、聴く姿勢・受け入れる姿勢が出来ているので逞しい印象。それに上達も早いです。(あくまでも私個人の意見)

失敗を恐れず、受け入れそこから学び、自分の足で前進できる子供たちに育って欲しいと願っています。。。
今後も軽やかに挑戦して行けますように。。。
生徒たちに伴走していきますね♪

 

しょうはく