Q.鉛筆の持ち方も良い、書く姿勢も良い…字形が崩れるのはなぜでしょう?

いきなりですが、
Q.鉛筆の持ち方も良い、書く姿勢も良い…字形が崩れるのはぜでしょう?

 

 

その答えは…

 

書き順が間違っているからなのです(`・ω・´)

 

 

 

黄色の矢印がさしている部分にご注目下さい。
4画目と5画目の余白(白い部分)が空きすぎています。バランスが悪いのです。
んん?と思い、書き順をたずねると、5画目を4画目に、4画目を5画目で書いていました。
添削時のぱっと見で分かるものなのですよ~(‘ω’)ノ

 

正しい書き順で書くと…、

 

違い、分かりますか?

見比べてみて下さい(^^)/☆

 

 

 

もう一つの例です、

良く書けているのですが、こちらも黄色矢印部分の余白が空きすぎていました…。字を書き込んでいる人、もしくは指導する側じゃないと、気付かないかもしれませんね~(*_*)
書き順をたずねると、跳ね上げる部分を2画目で書いていました。正しい2画目は、“エ”の横線。

 

書き順はとても大切です。
漢字テストで、字形が合えば〇になるし、それでいいじゃん!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…、

 

そう言うもんじゃあ~~~ない!!

 

 

書き順を守るメリットがネットに簡潔に記載されていました。
◆文字が書きやすい(運筆に無駄がないため)
◆文字が整えやすい・読みやすい(全体の形や線の方向が安定するため)
◆文字を覚えやすくなる(同じ形は同じ書き順と言うルールがあるため)
※“いこーよ”記事より拝借<(_ _)>

 

書道レッスンで言うと、楷書を行書で書く時、基本的に楷書の書き順に沿って行書にくずします。
筆脈・虚画が不自然にならず、字形良く書けます。(※必ずしも行書は、楷書と同じ書き順とは限りませんがここでは省きます。楷書と同じ書き順で書くと、まず間違いは無いと言う事で。)

 

あと、毛筆の時、先に書いた線が必然的に濃いですよね?
硬筆(鉛筆)と同じように運筆を見れば書き順間違いは分かりますが、墨量でも分かりますし、作品として見ても、“字”一画一画書く毎に墨が濃い~薄く(かすれ)なると良いのです。

 

あっ!あともう一つ!
純粋に、人前で間違った書き順で字を書くと…

 

 

 

 

 

 

恥ずかしい(-ω-)

 

 

 

 

 

 

 

ここが一番かも~。

 

 

 

 

 

見られているものです。
私、見てますもの…。

 

どうぞ皆さん参考までに(*´▽`*)☆
以上、字の書き順って大切だよ!な話でした~♬

 

 

しょうはく