開塾以来の大発見~☆ミ

皆さんこんにちは。お変わりなくお過ごしでしょうか?
前回の記事から大分時間が経ってしまいました。昨日、無事に手書き年賀と生徒さまの12月の作品を送付しました(‘ω’)ノほっと一安心です。

 

今回の記事は“鉛筆の持ち方”について。ずっと指導をしていると、持ち方でどんな線が書きにくいのか、どんな線質になるのかが分かって来ました。開塾以来の大発見の内容です!!!


こちらの字、何か気づくことありますか?
字形に関しては、手本通りバッチリ書いています☆
一字一字細部に注意しながら書く姿が目に浮かびます。

ただ一つ気になる点が、字の線質。
分かりますか?
もやっと(薄い)していませんか?

 

その理由は何でしょう?

 

答えは鉛筆の持ち方です!

 


黄色の矢印部分にご注目。人差し指と親指(緑色の罫線部分)がぎゅっとくっつき、その結果、鉛筆の芯先が紙面に垂直にあたっていました。
※この写真は意識して正しく持っています。

 

芯先が紙面に垂直にあたるので、使用している鉛筆を見せてもらうと…


芯先がまっすぐ。

 

もう一人同じような持ち方の生徒さまがいて、その生徒さまの鉛筆も…


同じ!

ここを発見し、“鉛筆の持ち方に気を付けて!”ではなく、“芯先を紙に斜めに充てて書いて!”とお声がけを変えたところ…ピンときたようで改善が見られました♬


右の作品が改善後のもの。
特に変化が見られる箇所に黄色の線を引いています。


同じく右が改善後の作品。
どこが?と言うより、もう全体的に印象が全く違うでしょ(*^-^*)

 

ちなみに、


正しい持ち方だと、芯先はこんな感じの削れ具合。
違いわかりますか?


書き上げた字もこんな感じです。線質に強弱がありますね。

 

 


ついでに、この持ち方だと右上から斜め左下に書く動作がしにくいです。
なので、【た】などその動作がある文字の字形が崩れます。行書も縦書きなので手首に力が入り書きにくいです。こんな持ち方のクセがある方は、今のうちに改善しておくといいですよ(^▽^)/
正しくは、人差し指は星印の位置です。

 

字を見てどんな鉛筆の持ち方をしているのか、大体分かる様になりました。
今回の件で、私の声掛けの工夫も大切だと勉強になりました☆

 

鉛筆の持ち方ですが、すぐに改善は難しいかなと思います。レッスン中、気づいた際はお声がけしますが、レッスン以外でも意識を持って正しく持てるかが、大切なポイントです。
今までのクセがあり、正しい鉛筆の持ち方だとどうしても書きにくいですので、弱々しい線質になったり、それこそ字形が崩れます。
そこを上手に付き合って、正しい鉛筆の持ち方を習得するしかありません。

 

今回ご紹介した生徒さまは、“今”気づいて良かったのですよ(*´▽`*)
ラッキーです☆彡☆彡

 

正しい鉛筆の持ち方で、今後もキレイな字が書けるように一緒に頑張りましょうね~♬

 

しょうはく