小学4年生男の子 9ヵ月がかりの美ひらがな
今日は温かくなりそうなお天気です。雨も降るのかな?
さて、今回は現在小学4年生の男の子(しょう君)をご紹介します。ひらがな合格まで9ヵ月かかりました。ただ、合格までの期間は個人差がありますので、気にすることはありません。
では、体験時の字を。
しょう君、実は再入会。
一度目は2年生だったかな?それくらいで辞めました。お母さまもペン字を習いに来ていることもあり、暫くは自宅で教えていましたが、やはりレッスンでまた習わせたい!との事から再入会でした。
私個人の意見ですが、一番教えるのが難しいのが我が子。純粋に可愛さや期待もありますし、何より心理的距離が近いから。よその子だと、「いいよ♪いいよ♪時間かけてゆっくり書いて(^▽^)」と待てるんですがね( 一一)www我が子となると難しい…。
入会後の練習開始のノート。
しょう君は、鉛筆の持ち方が悪かったので太い軸の鉛筆をおススメしました。それも持ちにくかったようで、現在は通常の鉛筆にゴム製品の持ち方アシストを使用して書いています。
書き方のクセとして、早書きがあります。ただ、早書きの意識が本人には無く、そこを教える・分かってもらうことにまず力を入れました。その方法として、早く書いてしまった時の仕上がりと、速度を落として書いた時の字の仕上がり具合を※実際に書いて見せました。(※言うより書いて見せた方が、しょう君に伝わりやすい。そこもレッスンでのやり取りで確認しました。)
分かりやすく言うと…、
②の方。
体験から飛んで5か月…
マスの色塗り指示はずっと守ってくれています。
マスを4つに分けて色塗りする理由は、文字のそれぞれの“画”の書き出しの位置を分かりやすくするため。あと、筆圧を掴むため。
向かって右ページは、マスを塗りつぶしています。左のページは、マスを濃い線で縁取り、その中は軽いタッチで色塗りしています。そこも筆圧習得を考えて指示しています。あと、筆圧習得目的の下敷きがネットで売っています。今回ご紹介していませんが、それも使用しています。なかなか筆圧の習得・強弱って言われても、ピンときませんからね(^▽^)
2022.11のもの。
つるつるっと書いている印象の字。あと、大きく丸く書く部分【あ・る・め等】が縮こまっています。
こんな時は大抵、鉛筆の持ち方が悪い。どんな持ち方だったらこうなるかと言うと…、
これ!
(画像、お借りしています。ー美しい鉛筆の持ち方・書き方日本一プロジェクトよりー)
持ち方が悪いと、すぐ声掛けして正しい持ち方を促しています★気づき、改善できればそれで良い!
ではでは♪
お待たせ致しました、しょう君の合格したひらがなをご紹介します!
こちら~♫
ちなみに、この日はお誕生日だったから重ねてうれしい♪
体験時のものと比べてみると…、
いかがでしょうか(*’▽’)?
文字もすごく小さかった。その理由は前述の通り鉛筆の持ち方の悪さ。
つるっと書いてしまう部分の改善策として、
手本を書く際に、こんな感じで止まるところは赤点を記入しました。
①、②ともに、それぞれ【あ・め】と読めますが、どちらが美しく見えますか?
ひらがなテスト中の姿勢も…、
パーフェクト!なんだか自信が溢れてる~★
消しゴム使いも良く、ピンポイントで狙った文字をきれいに消せていました★
親御さま、1年生の弟君が先にひらがな合格し、もどかしさもあったと思います。
でも、ただただ指導を任せて下さりありがとうございました<(_ _)>
私は、一人一人に向き合った指導を大切にしています(*^^)
今まで生徒を指導してきて分かったことは、年齢問わず成長具合も人それぞれ。
確実に一歩ずつ上達していく生徒、一気に三歩進みその後二歩下がって一歩ずつ上達していく生徒、停滞期が長く、一気にポーーーンと上手くなる生徒、様々です。大切なことは焦らないこと。心にゆとりをもって取り組むことが大事かな(*´▽`*)
次回レッスンからはカタカナの練習を始めます♫
しょう君、嫌な顔一つせず長い間コツコツひらがなに取り組んできました。素晴らしい長所です。ニコニコと会話してくれることも嬉しいです。あと、困りごとがあり助けが必要な生徒がいると、誰よりも先に駆け寄って力を貸してくれます。そこもちゃんと見ていますし、しょう君本人にも伝えています(^_-)-☆
この調子でカタカナも合格目指して一緒に頑張りましょうね(`・ω・´)★
しょうはく