“基本”は時間をかけてしっかりと★
現在小学5年生の生徒さま、今日、2週間がかりで【一二】課題を合格しました☆彡
こちらの写真は、先週のもの。
収筆(書き終わり、半紙から筆を離す箇所)がなかなか上手くいかず猛特訓しています。
習得するためには…練習しかないのです。
筆を真上にびょ~~んと跳ね上げるのも、所作としては美しくないので、そこも改善するよう指導しました。
たかが【一】ですが、起筆送筆収筆と流れがあり、奥が深いのですよ~☆
簡単そうに見えますが、なかなか筆をまっすぐ起こせないものです。羊毛筆となるとなおのこと。
納得するまで黙々と取り組むところはこちらの生徒さまの強みです。
すごい(*´ω`*)☆
筆を起こす(収筆)際のシャッターチャンスは手元がもたつき(T_T)逃してしまいましたが、
筆使いバッチリでした!(^^)!☆
合格した作品です★
世の中、“時短”や“簡単に”が流行っていますが(時に良い)、時間をかけてじっくり向き合う事やコツコツ取り組む事も大切。時と場合をしっかりわきまえる必要もありますね。
書道は時短とは対極の位置にあります。それも究極だと思う。手をかけて積み上げたものは、そう簡単に崩れません。物理的にも心理的にもあてはまりますよね(*^^)v
レッスンを通して書く技術もそうですが、自分の心とも対峙し丁寧に育てていって欲しいと願っています。自分(心)を扱えると、想像力が付きますので他人を思いやる気持ちが自然と芽生えます。
こちらの生徒さまは、レッスンのスタート(昨年です)こそは遅かったですが、それにも勝るやる気が溢れています。自分の長所を活かし、美文字を自分のものにしていって下さいね~♡
次回レッスンの課題は【三四】。
一緒に頑張りましょう♬
しょうはく