子猫を撫でる感じで~☆

あっと言う間に2月も終わり。3月!早いですね。
すぐ、盆と正月がやって来る勢いです((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
確定申告も無事に終わりました。

先日、ウクライナ出身のサワヤンのYouTubeを息子たちと見ました。内容は祖国の現状について。
息子二人は彼らの事を先に知っており…ゲーム解説で…、ロシアとウクライナ情勢がニュースで流れると、「サワヤンの出身地たい!」と、真っ先に心配していました。戦争を身近に感じられない子供たちも、好きなYouTuberの切実な訴えに「自分たちに出来る事は?」や考察するきっかけなったのではないでしょうか。
世界中の人々が安心して暮らせる平和な日が一刻も早く来ますように。そして、それが続きますように…。

 

さて、今回は“気持ちの入れ方次第で線質が変わるよ!”な記事をご紹介します(*^-^*)

 

【光】の“曲がり”部分特訓中♬
筆使いと合わせて筆圧加減が難しいです。要領掴むまでとにかく練習しかありません。

こちらの生徒さまの課題は、どっしりした線質は書けますので後は少し力を抜くこと。
人によって“少し”の感覚がそれぞれ違いますので、それをどうやって指導するかが私の課題(`・ω・´)☆

 

そこで思い付いたのが…

 

生き物が大好きな夢ちゃんだったので…

 

「優しい気持ちで~!」
ん~「子猫をなでる感じ!」とお伝えしました♬※実際保護猫飼育中

 

はい!するとどうでしょう♬

 

見事に線質に変化が見られました!
が書き直し後のもの。
“小猫をなでているイメージ”と自身でも書き込んでいました(^▽^)/
もちろん同じ筆で書いています。気持ちの入れ方と意識の向け方で仕上がりがこうも違います。

筆圧がガラリと変わった事から、生き物に対する彼女の愛の深さを知れたことも私の収穫。

 


その違いを夢ちゃん自身も実感したようで、何度も書き込んでいました☆

「えぇ~~先生、こんなにも違うのですね!!」と目を輝かせすごーーーく嬉しそうに話す彼女の顔が忘れられません。久しぶりに見ました、彼女のそんな顔を。私自身、「はっ!」と初心に引き戻してもらった様な感覚でした。

 

 


仕上がった作品がこちら。


“曲がり”以外も書き始めより随分細かい箇所が改善されました。
力強さもありつつ優しさを感じられる一枚。

 

ノートも手を抜くことなく一字一字丁寧に仕上げて来ています。
こんな感じです↓


ノートの使い方は各自自由です。
自分を鼓舞する言葉の数々も見られます。

 


手本なしで書くことにも挑戦中♬これ、一番力になります。


原稿だそうだ(*´Д`) 丁寧~wwww

 

 

数年前からの字の変化もご紹介します♬

 


2018.3の作品

4年後の…


2022.2.の作品

どちらも同じ鉛筆(くもんの太い軸)使用です。
線質、すごーーーーーく柔らかくなりました♡ただ力強く太い線ではなく、竹のようなしなやかさを備えた線に変化!
ほどよく力が抜けています。技術の向上もそうだけど、心境の変化も色々とあったのかもしれません(^_-)-☆

 

この良い流れで…

 

今週のレッスンからは、羊毛筆デビュー☆

 


羊毛筆は、兼毫筆と違いすごく柔らかいのでコツが要ります。
大多数の人は、収筆(紙面から穂先を起こす)が一番難しいのですが、彼女は起筆(書き始め)に悪戦苦闘でした。

 

努力家の彼女は…

 

この通り。一点集中でひたすら練習していました。

 

夢ちゃん、どうぞ楽しみながら書き進めて下さいね(*´▽`*)
今後もよりキレイな字が書けるよう、一緒に頑張りましょう♬

 

 

しょうはく