楷書を書く時の穂先の位置は…
この日はたまたま同じ【三四】の課題を書きました。
向かって左の生徒さまは毛筆デビュー間もない生徒さまです。
右の生徒さまは、毛筆始めて1年位だったかな。
![](https://shohaku-shodo.oops.jp/wp-content/uploads/2020/10/wp-1604123314775.png)
今回は、毛筆楷書においての書き方のコツを教えますね。どうぞ参考までにご覧くださいませ♪
まず、毛筆を書くにあたり大切なのが、姿勢です。ここは硬筆(鉛筆)も同じですね。
向かって右の生徒さまは毛筆経験が1年ほどあるので、その分姿勢や筆使いが板についています。
自宅でお母さんと毛筆練習します!の方がいらっしゃったので、こうやって分かり易く写真でご説明しますね。純粋に参考としてご覧になって頂ければと思っています。
姿勢ですが、脇は握り拳一つ分くらい開けて書くと良いです。
筆は握りしめず、軸(棒)の真ん中くらいを軽く持ちます。指は鉛筆と違い、中指まで軸の上に出していいです。
線を書く時もつられて進行方向に体が傾かない様、姿勢は常に真っ直ぐに。
続いて筆使いのワンポイントアドバイスを☆
分かり易く拡大図を。お顔が切れてごめんなさい(._.)
何が違うか分かりますか?
穂先(筆先)にご注目~!
穂先が通る位置は、書いた線の外側です。分かりますか?向かって右の生徒さまの【四】の二画目、内側に引っ張る箇所に罫線を引いています。
お二人が書いている【四】の黄色い矢印部分を見比べてみて下さい。
向かって左側の生徒さまのは、穂先が書いた線の中心を通っていますね。ちなみに、この筆使いは行書の時。
ただ、いつでも線の外側を穂先が通るわけではありませんので、“基本的におおよそ”と覚えて頂ければと思います。口頭で説明するのが難しいので、レッスンでしっかり指導していきますね(^_-)-☆
調べてみると…
※画像お借りしてます。
筆使い一覧表がありました!
これらが全てではありませんが、大体楷書はこんな感じです♪
8、11、13、15、22番あたりが難しいかな~( ゚Д゚)
縦画も二種類あります♪払う方のが上の表に抜けてました!
マニアックですいません(´_ゝ`)
普段書いているのですが、
一覧表を見るとこんなにあるのか(; ・`д・´)!!と身構え、私もビックリですが、レッスンを通して書きながら覚えて行きましょうね♬
どうぞご参考までに(^^♪
しょうはく