解答以前に…字!by塾の先生

小学2年生の作品です。大人顔負けでしょ~☆彡5才からレッスンに通って下さっています。

 

先日、無料体験に来られた方のお母さまから聞いたお話です。

入会ご検討のお子さまは現在小学5年生。字が汚い・字を書くのが嫌いだそうです。

ご検討のきっかけが、通っている塾の先生から、

「解答以前に、字が汚い」と指摘を受けたからだそう。ズバッと言われたらドキッとしますが、“今”それを知って良かったですよね?とお話ししました。改善すればいいので(o^―^o)

 

自分が読めても、採点する先生が読めなかったら“ペケ×”されます。現在の受験問題の傾向として、自分の考えを織り交ぜて記述するものが多く、作文もあります。制限時間内に、キレイな字、最低でも読める字を書く必要がありますよね。

普段の字が汚い・ザツだと、早書きしたらどんな字になるでしょうか?簡単に想像できます。

 

早書きしても読める字とは?

 

①トメ・ハネ・ハライがしっかり書けている
②消しゴムでちゃんと消す

です。

 

読むと、なるほど~当たり前!と思いますが、
正しい字形を知らないお子さま多いです。どこをトメて、ハネて、ハラウか。だから、「キレイな字で書きなさい!」と言っても、ポカン( ゚д゚)…となる訳です。

あと②なんですが、結構盲点。きちんと消さないまま書くと消し残しと書いた字が重なって読めません。指先を使ってピンポイントで消せないお子さまもいらっしゃいます。ここも塾の先生から指摘を受けたそうです。

では、

「どうすればいいか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

練習あるのみ…なのです。

 

 

レッスンのノートです。ここでしっかり字形を整えています。苦手な字は何度もお手本を書いてしっかり書けるように指導しています。消す際にも、上下左右の文字を消さないように注意を払います。

 

かなり神経使って書いた月例作品です。試験の解答の字はここまで完成度の高い字は求めません。

早書きするとこちらの生徒さまもこの字よりも崩れると思いますが、“正しい字形を知った上での早書き文字”ですので、きっと“字が汚い”と指摘を受けることはないでしょう。

簡単に言うと、ザツと早書きの違い

 

 

レッスンのスタートのおススメは5才、小学校ご入学前。
ご入学後授業が始まってからは、正しい鉛筆の持ち方や書く姿勢、整った字形を知っていますので、先生から文字に対する指摘もほぼ無く、授業そのものに集中することができます。

前述の無料体験に来られたお子さまは、鉛筆の持ち方が悪かったです。

 

美しい字が書けて損することは全くありません。むしろこれからの時代、益々重宝されるのではないでしょうか?それに美文字は一日にしてならずなので、手書き文字から書き手のコツコツと継続して取り組んできた姿が見受けられます。だからこそ、ちょっと話が逸れますが、美しい字で書かれた履歴書だけで採用される事もあるのです。

 

レッスンに通って下さっている生徒さま!書道のレッスンは華やかさやアグレッシブさは全くなく地味ですが、どうぞプライドを持って取り組んで下さいね♪

 

 

たかが字、されど字。

 

 

正しい鉛筆の持ち方と書く姿勢は、学習の第一歩ですね(^_-)-☆

 

 

 

しょうはく

 

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