2022年度JA共済書道コンクール作品書き☆

原爆投下から77年目の今日。8月9日。
世界平和を祈ります。地球上から戦争が無くなりますように。人々が安心して暮らせますように。。。

 

 

今回は、JA共済書道コンクール作品書きの様子をご紹介します♫
8月1日㈪~6日㈯の各レッスン、通常のレッスン内容を変更して挑戦しました。
写真多めです~♩

 

小筆使いも見事です☆彡

 

 

 

仕上がった作品の一部☆ミ

 

 

 

今年と言うか、毎年ですがJA課題は難しいです。レッスンでは半紙を折って書くのですが、課題によってはその折り方(折り目で文字の大きさを調整したり、文字の中心を取ります)では名前が入らないものがありました。なので、折り方も工夫が必要でした。
書きやすさと力量含め学年にあった課題は中学1年生の【蛍雪の功】だと思います。書道習ってない子も書きやすい課題だと感じました。

前回の記事でもお伝えした通り、今回、レッスン時間内に作品を仕上げた生徒がごく僅かでした。
(※時間内に仕上がらなかった生徒は作品を添削し、自宅で書きます)

その理由として…

①道具のコンディションが悪い…特に筆。日ごろから丁寧に扱いましょう!
②月例課題や月末の【一~十】課題の向き合い方の差が出た。
③細部まで見る力が付いた。

です。

①に関しては、言葉通りそのまま。筆がバサバサ。穂先が割れて線がきちんと引けませんでした。自分の道具です、大切に管理しましょうね。

②は、どんな手本でも真摯に向き合っている生徒は、ぶっつけ本番でもやはり強い印象。分かり易く言うと、月例課題は昇級昇段に関わりますが、【一~十】課題は関わらないので手を抜く…もっと言うと慣れもあり適当に書く生徒が多いです。課題の区別をせず、手本の筆使いの見落としが無いか、例え【一】でも起筆・送筆・収筆に目を凝らし一生懸命取り組む生徒はしっかり結果を受け取っていました。【一~十】までしっかり書けると、大抵の課題(字)は書けます。その組み合わせなので。

③は、ポジティブな理由ですね(^▽^)★
私が見る限り、“書けた作品”なのですが、生徒自身が出来栄えに納得せず、良しとしなかった例です。手本の細部まで見る力が育っている証拠でもあるし、より良い作品を提出したいと言う前向きな心が素晴らしいと思いました!!それをそのまま本人にもお伝えしましたよ(^_-)-☆

 

生徒より、親御さまの方がどうやら力が入っているようで、「絶対教室で仕上げて来て!」の言葉も生徒を通して聞いていますwww
自宅で墨を使用するのが嫌なのかしら?大目に見て頂けるとありがたいです。経験積んだ生徒でも難しい課題なのですよ~。宜しかったら、お母さまも一度書いてみて下さいね~(*´з`) 絶対書けない。

 

書道未経験の子やその親御さまがネットで“JA共済書道コンクール 手本”や“毛筆 書く コツ”等、検索したりするのでしょうか?アクセスがすごく多いです。
ブログ訪問の出血大サービスとして、コツを教えますね~♩
まず、学校から貰った手本は半紙よりも一回り…二回り大きいです。
◆半紙サイズに切って下さい。半紙に対しての文字の大きさ、余白が見えます。
◆穂先だけ使って細字で書かない事。
◆半紙は四等分になる様、山折りしてみて下さい。…学校の書写の時間では半紙は折らない様、指示があるみたいですが( 一一)…、JAのHPはその記載がありませんので。ちなみに~各競書大会も然り。何で学校はダメなのかしら…。
◆半紙のつるつる(表)・ザラザラ(裏)、どちらに書いても良いです。同じくHPにも指示や注意事項に於いての記載なし。各競書大会もまた然り。渇筆(かすれ)を出したいのであれば、裏面で書くのもおススメです。…ここまで目指さないでしょうが。


書道未経験の子に対してお伝え出来る事は以上その四点です。
手本の字は、統一されていないみたいです。恐らく各学校で一番腕の良い先生が書かれたものと予想します。学校によっては手本に細字で書く際のポイントが記入された丁寧な物もありました☆手元にある手本を良く見て書いてみて下さいね~♩

 

 

生徒にとって、月例課題や【一~十】課題の取り組み方がより理解できたJA共済書道コンクール作品書きだったのではないでしょうか?
コツコツと小さな積み重ねが、大きな成果になるのです(`・ω・´)☆

今週のレッスンから通常運転に戻っています。ただ、月例課題を書く日数も例月より少ないです。日ごろの積み重ねの結果がまたここで出ます。JA作品書きを通して、色んな気づきを得た生徒も多くいたと思っています。例え作品は仕上がらなくてもそれを得ただけで【〇マル】です(*´▽`*)
生徒の皆さん、良く頑張っています♬
次に繋げて行きましょうね~♬

 

 

しょうはく