自信ってどうやったらもてる?

自信:辞書には、①自分で自分の能力や価値などを信じること。②自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。
と書いてあります。

 

「自信ってどうやったら持てるようになるのかな?」

 

以前、ある生徒さまに「自信もって書いてね!」と伝えた所、「自信ってなんですか?」「もつ?」っていう返事が返って来た事に驚きました。

 

確かに、目に見える物質的なものではないので、捉え方や解釈が難しいですね。

 

私が考える自信とは、自分の腹の底から湧き上がるポジティブなエネルギーだと思う。自分で前に進める力。①の意味にほぼ等しい。それを得るためには、実際に小さな成功体験を重ね、自己肯定感を高めていくこと。

 

では、成功体験はどこで体験する?

 

となると、日常生活。

通って下さっている生徒さまの日常生活の一コマに、書道教室があります。生徒さまには美文字習得だけでなく、課題に向き合う際に生じる心の動きもしっかり感じ、そこから何か拾って欲しいと言う思いで指導しています。“拾う”、“気づく”という事も難しいだろうから、何かそんな場面に出くわしたら都度お声がけしています。

 

前にも記事にしてご紹介しましたが、初めて自分の作品が優秀作品として写真で掲載された生徒さま。

 

掲載されている冊子を大事に抱えてレッスンを後にする姿がすごく印象に残っています。

 

27.12月。彼女のご入会時の字。

 

元は左利きさんでしたが、ご入会直後から右手で一生懸命練習を積んでいます。

 

 

28.4月のもの。

 

 

そして、なんとなんと♬

31.2月、諫早市小中美術展に作品が展示されました!!おめでとう!!

各クラス1名、学年で3名が選出。

気づきますか?マスに罫線がないのです。それでもしっかり中心をとって書いてますね☆ミ
左利きさんと言う事もあり、ここまで来るのにすごく練習を積んでいるからこそ、本人はもちろんの事、ご家族と私の喜びもひとしお。

「やったーー!」「もっと上手になりたい!」と更に向上心が芽生えたのでは(^▽^)?

 

 

生徒さまの字の上達もさることながら、心の成長が見受けられる場面をご紹介☆ミ

 

先にクリアした筆使い。私が何も言わずとも仲間に駆け寄り教えてくれていました。

片付けだって、そう。

 

そうやって、自ら行動に移せるのはなぜでしょう?

 

 

自分の意志で何度も練習を積むことが出来るのはなぜでしょう?

 

自ら“自信作”を選べるようになったのはなぜでしょう?

 

 

 

成功体験を経験した(ことがある)からではないでしょうか(o^―^o)

レッスンで言ったら、ずーーーーーーーーーーーっと書けなくって様々な感情を抱きながら練習を重ねて、書けた!を経験したことかな。

 

 

その瞬間がこちら↓

 

失敗(書けない)があるからこそ、成功(書けた)があります。失敗も大切な経験。失敗を恐れず課題を乗り越えて行って欲しい。ちょっと凹んでしまった日には、成功体験を思い出して☆

 

自信が背中を押し、足取り軽く進めるはず♬

 

日々私もそうですわっ。

 

みんな~自信もって書いてね!

 

しょうはく