ここ最近、迷ったけれど…

今日は晴れ間が見え、気持ちの良いお天気でした(^▽^)/

 

梅雨のせいか、夏至のせいかここ最近はイライラソワソワした人が多かった様に感じます。先日は、信頼を寄せている人に八つ当たりをされまして…ビックリするよりも前に「ダサいな」と。家族も含め周りに八つ当たりはするまいと強く誓ったのでした。
だって…すごくダサかったのですもの(=_=)

 

さて、今回のタイトル「ここ最近、迷ったのだけれど…」なのですが、

指導をしていてどこまで生徒にお伝えしていいのか迷う事があります。3月から始めた南画教室でも「前の先生は厳しく、筆の持ち方が悪いとすぐ指摘され、蘭の葉っぱは書けるまで半年ほどひたすら書き込んだ。」と耳打ちで数人から聞いたものでして。
(※蘭の葉は初めに習う絵です。基本の書き方。)
私もその“厳しい先生”と同じ指導をしています。まぁ、厳しいの捉え方は人それぞれですが、要は長い時間書けるまで書かせられたという事を言いたいように解釈しました。ただですね、その先生の指導のおかげだと思います、南画生徒の皆さん素晴らしい絵を書かれるのです。(長崎青房会のリンク←をクリックで飛びます~!)
私自身、書道を長い間習い且つ指導しており、基本(土台)がいかに重要で大切かを身をもって理解しています。なので、その先生のやり方は私はすごく理解できる。もっと言えば当たり前。ただ、何の習い事でもそうだと思いますが、各自、目的・目標としている所が違う事を理解し、それに合わせた指導も大切だと感じました。

 

 

毛筆レッスンの様子です。毛筆デビュー後は【一~十】課題を書いて行きます。書く姿勢、筆の持ち方、筆の使い方を指導します。ちなみに、向かって右の生徒は左利きさんです。

とにかく、書けるまで練習します。「面倒だな」「嫌だな、書きたくないな」と思っている時もありますが(字に出ちゃう…)、ひたすら合格まで書いてもらいます。

 


これ、私の蘭の葉っぱの練習です。かれこれ3ヶ月ほど蘭を練習しています。これはまだ習い始めて間もない頃のもの。
最近、先生が「大体出来て来たね~」と仰るんですが、「大体じゃなくて、書けるようになって次に進ませて下さい。私急ぎませんから<(_ _)>」と頼むくらい、基本をしっかり学びたいと思っています(`・ω・´)。

 

 

 

 

書けるようになる為には…

 

 

 

 

書けるまで書くしかない…。
心を整え、新しい半紙を準備しまた筆をとる。この繰り返しです。きっと心の中には色んな思いや葛藤があると思います。

 

 

 

でも、合格した時は…

 

 

みーーーーーんな、良いお顔なのです(*´▽`*)☆

 

達成感や完了感、安心感等々、乗り越えた後の表情はキラッキラです。私が一人占めするのは勿体無いので、皆さんと共有しますね(^_-)-☆
えぇーーー恐らく私も蘭が仕上がった暁には生徒に負けないくらいの満面の笑みだと思いますww。

 

生徒たちのこの表情・キラッキラのお顔を見ると、指導が少なくとも間違ってなかった、役に立ったと自負しています。

 

硬筆合格後、待ちに待った毛筆デビューをするのですが、必ず“書けない”壁にぶち当たります。
その壁を自ら乗り越える毎に生徒自身が自信を手に入れていくのではないでしょうか。そうやって粘り強さも育ち、書道以外の事象でも自分の足で立ち上がり進んで行けると信じています。あと、書けない(躓きズッコケる)のは進んでいるからです。立ち止まっている時は躓いたりズッコケる事はありませんのでね。
軽やかに前に進める様、これからも一緒に練習積んで行きましょう♬

 

 

しょうはく