書きたくない時…
8月の行書&楷書条幅課題です。これ見た時、億劫でなかなか筆が進まなかった( 一一)…そんな時もあるもんです。
7月の条幅課題を先生に添削してもらったら、
「隷書を書いていると字が大きくなるとやもんね。」
「愛ちゃん(私)らしくないね、この字」
(; ・`д・´)な、
(; ・`д・´)なんだって!!?
らしくない!!!?
(あくまでも内心でです。先生の前でこんな顔、とんでもない)
と、言うことで“スイッチ”が入り、正確には入れてもらった…
気持ちよく書けました☆彡
“気持ちよく”の時は、決まって墨の擦り加減(濃さ)が良く、紙にしっかり筆が食い込み、収筆の際は筆が紙面からすんなり離れる。なので、一画目を書いただけで、今日は上手く書けるかどうかが分かります。
雨天時や墨が薄い場合は、墨が紙面で滲むので、楷書を書く予定であっても行書に予定を変更します。ここもすごく大切なプロセスでして、“気持ちを切り替える練習”のいい機会となっています。意地になって書いても、結局は紙と墨と時間の無駄。あぁ、あと、体力と気力ね。
半紙課題の楷書と行草体作品。
楷書作品、草冠が重なります(蒼・藤)ので字形を変えてます。
“例の”隷書作品。これを書いていると、楷書が横広がりになりやすい(*_*)
小筆作品。
行草体で書いています。読めるかな?
難しいのが、二行目の“御恵送”と、四行目の“御自愛専一”かな。
こちらは、あくまでも課題作品。お友達等に送るお手紙は相手が読める字で書くと親切です。
今日のタイトル、「書きたくない時…」(やりたく無い時)なのですが、私にとって大抵そういう時は、自分が成長する前兆。
潜在的に、それをやると自分が成長することを知っています。人間、良くも悪くも変化を嫌い、現状維持を無意識で望んでますからね。
きっと、7月の条幅課題はブレブレでそれこそ書きたくない字になっていたと思います。私の先生は全部お見通し。分かった上で、あの「らしくないね。」の一言だったのでしょうね。
有り難い☆
今日は独り言のような記事でした<(_ _)>
しょうはく