10月課題書きました♪

今日はいいお天気ですね♪
皆さんお出かけ日和でしょうか☆ミ

 

さて、私が書いた10月課題作品です。私も毎月多くて8作品を書いて出品しています。師範をとっているので、昇段と言う面で言えば出品する必要はないのですが、勉強のため。

 

◆ボールペン字

 

 

 

 

◆小筆

小筆が使えるようになると、筆ペンが使えるようになります。
いきなり筆ペンレッスンを望む大人の方がたまにいらっしゃいますが、流れとして硬筆→毛筆→小筆→筆ペンが一番上達します。ブログでご紹介している子供生徒さまのノート(筆ペン使用)をご覧になると説得力があるのではないでしょうか?
ちなみに、筆ペンが一番使いにくいですよ。その理由が筆がナイロン製だから。紙面で滑るのでコツが要ります。

 

◆毛筆(条幅)

 

楷書と行草体作品。今回の作品は書きやすく一回の墨継5文字一筆書きです。
計3回の墨継で一枚書き上げます。(5文字・5文字・4文字)

今回の課題は【さんずい】が多かったので、筆の入りや墨の濃さ、字形を変えて字形が重ならないように工夫しています。
書き方として、まだまだ色んなルールがあるのですが今日は割愛します。

 

先生の手本なしで書けるようになるまで…添削してもらいますが…10年がかり。
楷書が文字の基本であり、誤魔化しが効かないので書くのに一番難しく、先日ようやく先生から「楷書がここまで書けるようになったから、来年1月に※隷書を始めようか」と言われたくらい。

※一番分かりやすいのが、長崎新聞の“長崎新聞”の題字。

 

私にとって書道のいい所は、美文字習得も勿論ですが、自分自身と向き合えるところです。精神状態がそのまま字に現れます(笑)
あと課題をなかなかクリアできないところ。一人内に籠って黙々とやるのが好きなんだろうと思います。

以前、字が少し上手くなった時…もうそれこそ7、8年前かな。先生に近づいた!と思った時がありました。今振り返るとすごく生意気でしたね。当時やはり、“そんな字”になったことがありました。先生から字を通して色んな事を添削されていたと想像します。先生は決して厳しい言葉を使わず“北風と太陽”の太陽みたいな人なのです。

 

初心を忘れず、練習を積むと先生の言葉と作品を見て色んな事に気づけるようになりました。“先生の凄さ”を思い知り、書けば書くほど先生の背中がほど遠く感じます。
はっきり言うと、調子に乗らず軌道修正出来て良かったです。

 

ふと、穏やかな日曜日の昼下がりに思うのでした。

 

もう11月の課題が目の前にやって来てます。
また心機一転頑張ろう☆ミ

 

しょうはく