最近書いた作品と、私の憧れ。

確定申告の時期です(^^ゞ
今年度より、電子帳簿保存法に沿って会計を行う必要がると思っていたのですが…、e-taxで確定申告を済ませれば、現行通り紙の原紙で領収書など保存可だそうです(;一_一)あぁ~勘違い。分からない時は、その道のプロに聞くのが一番ですね(*^-^*)

さて、今回は久しぶりに私が書いた作品をご紹介します。

 

◆ボールペン字



こちらはハガキサイズの用紙です。
月毎に課題も違えば、紙面の使い方も違います。
ハガキサイズなので、そのまま応用できます。
使用したペンはSARASA1.0ボールペン。インク乾きが良く書き心地も滑らかです☆

 


この課題を書いた後、無性に金柑を食べたくなり…、現在ハマって食べています。プロフィールの好きな食べ物欄に【金柑】と記載しようかと言うくらい。
今季もう4パック目…、恐らく小船越町で一番金柑を消費しているのは私です(`・ω・´)www



手本を書いていて、楷書の方がより難しいと思います。
課題でも四季を感じる事ができますよ~♬

 

 



写真張り付けサイズは同じですが、①~③は紙の大きさが違います。
各行の最後の文字(句読点を除く)が揃うように意識して書いています。
こちらの課題は、住所まで書き入れます。
名前は課題よりも少し大きく書くと見栄えが良くバランスが良いです。

 


小筆作品。
筆圧加減が難しい。同じ文字は字形を変化させます。

 

作品を紹介していますが、名前が何で“坂井美志乃”なのか?と思った方もいらっしゃると思います。
数年前より別人として作品を7級から出品してきました。現在は5段。5段以上は試験を受けないと昇段するチャンスがないのでそこ止まりです。作品を書かないと生徒さまが書きにくい箇所も実感できないですし、私自身の力を落とさない為です。もっと言うと調子に乗らない様に。「ここ書きにくいな?」「どうしたらいいかな?」と躓くと言う事は、腕はまだまだであり、必然的に向上心も芽生えます。
ちなみに、名前ですが坂井は母の旧姓。美志乃は“よしの”とあて字で読んでいます。出品当時、私が苦手としていた字の寄せ集めの美・志・乃です(^▽^)/

 


半紙毛筆楷書作品。
青~色まで途中硯で穂先を整えたり墨継ぎすることなく、一筆書きで書きます。かすれが出るともっと良い作品でした。
羊毛筆使用。

話がちょっと逸れますが、
レッスンに習いに来る生徒さまが口を揃えて「学校では先生から半紙を折って書いたらいけない」と言われます(大多数の先生はそうみたい。折って書いて良いと言う先生は少数派)と言いますが、結論から言うと折っていいです。折って月例課題出品(毎月の昇級昇段試験)して「折ると減点」「折ると失格」の連絡等は一度も受けた事がありません。「折るのはズル」と言う学校の先生もいらっしゃるようです…。
ズルって!?…なんなん?!って、思いますが(´゚д゚`)
そもそも、学校の毛筆指導の目的は、硬筆(えんぴつ)で文字の中心を取れるようにする為だと現役の先生から聞きました。(こちらの先生は、折って良いとの指導をされています)だとすれば、折り目は文字の中心線そのものなので、折るとより文字の中心が取れ書きやすい。本来の目的に沿った書き方だと私は思います。慣れたら折らずに挑戦してみてね~♬くらいでちょうどいいかと(o^―^o)
↑私の作品も半紙折って書いてますからね~f( 一一)

 

 


こちらは、私の書家である吉田祥雪先生の作品です。
変体仮名は全く読めませんので、先生から現代語で訳してもらいました(;・∀・)
現物はもっと素敵な作品!写真で上手く伝わらないのが残念。
紫式部の絵も南画の手法を使って描いています。額縁も先生チョイス。先日、先生の個展で作品を購入しました。6才からお世話になっている先生の作品を自分で働いたお金(先生と同じ書道教室)で購入できたことが素直に嬉しく、感慨深いものがあります。宝物。
心身共に美しい先生は私の憧れです。
「笑顔は人間の最もうつくしい花」…この言葉からお人柄が分かると思いますm(__)m

 

私も先生の様に人の心を動かせるような字が書けるよう、精進するばかりです。傍にそう思える人がいて幸せ。感謝しかないです。

学ぶことが沢山~(;’∀’)頑張ります♬

 

 

しょうはく