練習したらどれくらい上達しますか?ー40代女性ご入会6年目の字の変化ー

日々暑いですね。続けているウォーキングも7時半前には出発しないと、暑くて暑くてたまりません(>_<)先日から水筒持参でワンちゃんと歩いています。途中腰掛けれる所で休憩を挟み、田んぼの青い稲をボ――――――――――っと眺めています。

 

さて、今回はご入会して6年目の大人生徒の字をご紹介します(‘ω’)ノ
美文字習得に興味はあるけれど、どれくらい続けるとどれくらいの成果を得られるかが気になるところだと思います。
先に結論を言うと、取り組み方と練習により変わってきます。

 

早速、生徒の字を。


無料体験時の字がこちら。ちなみに、小学生時代に書写で書いた程度で、書道未経験の方です。
こちらのノートは、小学校1年生が学校で使用するひらがな(漢字)ノートなので、1マスがすごく大きいです。普段書かない大きさの字を書くので、「って、こんな字だったっけ?」と違和感を抱きながら書いたと想像します。

 


皆さん【あ】から一字ずつ指導します♬
生徒が苦手な字は書けるまでお手本を何度も書きますよ(^_-)-☆そうやって、弱点が強化されます。

 

 


この辺りから、筆ペンを含む数種のペンで練習開始しました。

ご入会後から暫くは、楷書で私がお手本を書きます。生徒は鉛筆で練習していきます。書き直しをせず仕上げれるようになったら、次はボールペンで書くよう指示します。そして最後に筆ペンで書くよう指示します。

お手本通りに楷書が書けるようになると行書の練習をスタートします。楷書同様、生徒一人ひとりに合わせたお手本を書きますよ(^▽^)/

一気に5年飛びます…


お気付きでしょうか?
お手本なしで書き進めています♬
ここが最終段階です。課題は新聞記事でも何でも良いので、生徒自身の字で楷書・行書でノートに書くよう指示します。まずは鉛筆書きで。それから数種のボールペンで練習していきます。種類を変えるのはペンを選ばす美文字で書けるようにする為なのですよ(o^―^o)
字形のバランスが悪い所は私が添削して、お手本を書きます。そうすることで、生徒の個性を大切にしながら“自分の美文字”が習得出来ます☆
ただですね、辞書を片手に書き進めますのでかなり時間が掛かります。早く言えばとてもとても面倒。だから取り組み方が丁寧な人とそうではない人とで差が出ます。

 

 

こんな感じで練習中です♬

 

 

併せて月例課題にも出品中です♬
正直、級段位取得に特に大人生徒は興味が無いと思いますが、毎月出品することでモチベーションや取り組む姿勢も変わってくると感じています。
ノートはあくまでも基本的な字形の練習です。より日常生活に沿った書き方はやはり、課題書きだと思います。

 


直近の作品(規定作品)です。現在は段位課題に挑戦中♬

 

そして、

 

 


ハガキサイズの課題は、私のお手本なしで“書法”(レッスンで使用する冊子)を参考にし、自分の字で書くよう指示しています。初めは戸惑ったと思いますが、慣れたらどうですか?書けるようになるでしょう(^_-)-☆?
お手本を渡さないのは、けっっっっして意地悪ではないですので(`・ω・´)wwww

 

 


ここからのスタートで、

現在は、こんな美しい作品が書けるようになりました♬

 

 

ブログでは何度も何度もお伝えしていますが、とにかく美文字習得には練習が欠かせません。上達具合は練習量に比例します。
あと、目的目標があるとモチベーションが続きます(^▽^)/楽しみながら書き進めるのも忘れない様に♫

 

特に大人の方は、「今更この年齢でも大丈夫?」と気にされる方が多いですが、始めたい!と思った時がベストタイミングだと思います。
私のレッスンに通う大人生徒は書道未経験…学生の頃に授業で習いました~の方ばかりです。
美文字習得、決して難しいことではありませんよ♫

 

 

 

しょうはく