7月硬筆課題清書 生徒作品☆

昨夜は窓に打ち付ける酷い雨で、なかなか眠れずでした(>_<)
皆さん、被害は出てないでしょうか?

少し前に、月曜日大人レッスンの生徒から、「自分で文字(キレイな文字)を紡ぎ出せる事が嬉しいです。ありがとうございます。」と言う言葉を頂きました。右手の術後のリハビリも兼ねてのご入会でした。たまに、横線を引く時に小刻みに波打つような線質になりますが、別のノートで調子を整え、私に提出するノートに清書してくるのをちゃんと知っています。(それをある時、気付きました)

「こちらこそ、お役に立てて嬉しいです。ありがとうございます。」と、その場がすごく温か~~い空気に包まれたのでした。

“美しい文字を自ら紡ぎ出す”…、なんと清々しく透き通るような言葉でしょうか。ステキ(´з`)聞くだけでワクワクして来ます☆
作品書きに追われる私にとって、一呼吸するきっかけの言葉となりました。圭子さん、ありがとうございます<(_ _)>

 

さて、アップが遅くなりましたが、生徒の7月硬筆課題清書作品をご紹介しますね♬

 

◆一般部級位(規定)課題

 


こちらの4人は中学2年生~高校1年生のもの。
画数が多い字は特に書きにくいです。【酸】がとっても難しかった様に思います。画数が多い場合、細い線で書く必要がありますので、芯先を気持ち浮かせ気味にして書くと良いです。(←これ、「ん?」だと思います(^-^;。書いて行く内、感覚掴みますので。とにかく練習あるのみ♫)

 

続いて、

 

◆段位(規定)課題作品

初段からは行書課題になります。
行書課題で特に気を付ける事は、同じ字は同じ字形で書かない事です。字形を変化させるのがルール。
優しく柔らかい線質を出すために、ペンは握りしめない様、意識しましょうね☆

 

◆ハガキサイズ課題

ハガキサイズの課題は、私の手本を渡さないので完全オリジナルの生徒の作品です(`・ω・´)☆彡
私も経験ありますが、「丁寧に書こう!失敗しない様に書こう!」とちょっと指先に力が入り過ぎた印象です。

ペン字作品は、全てSARASA1.0を使用しています。色んなペンで書いて試しましたが、このペンが一番書きやすくおススメです。

 

9月からは新たに3人の生徒が出品スタートします♬
ノートはあくまでも基本的な練習ですので、どんどん挑戦して行きましょう♫

 

 

最後に、

 

◆学生部

 

 

 

 

 

作品の完成度が落ちますので、消しゴムを使用しないのが理想ですが、書き直す時は消し残しが無いようキレイいに消して書きましょう。
その理由は?の所の、“作品を先生に見せる” “自分の作品を出品する(目の前にいない出品先の先生方の審査を受ける)”と言う意味も同時に教える…伝える必要があると思っています。もちろん、年齢に見合った言葉がけで。
作品を書くと言う作業を通して、ただ単に美文字で書く事だけを意識するのは勿体ない!礼儀礼節も掴んでいけたらいいな~と考えています。

 

9月には昇級昇段試験が待っています。
目の前の課題に丁寧に向き合って書き進めて行きましょうね♫

 

しょうはく