生徒さま 5月清書作品ー硬筆ー

夜からお天気下り坂になりそうですね。梅雨入りももうすぐでしょうか(‘Д’)

 

さて、今回は生徒さまの5月硬筆清書作品をご紹介します。

まずは、

◆一般部(級位課題、楷書)

 

なんと、こちら全員中学2、3年生と高校1年生の学生の作品です。
今のうちからペン字を習得していると、将来活きます。正式な文書は全てペン字。
ちょっと、話が逸れます。
主人が面接を担当する事があるのですが、そこで提出される履歴書の字が丁寧に書かれていないものだったり、コピーだったり、二本線で文字を消していたり、修正テープを使用したものが多々あるそうです。驚きますよね( ゚Д゚)
書き直しせずに平気でそのまま提出する人って、どんなに勉強はできようと仕事ぶりや接客、同僚との関わり方がかどんなものか想像が付きませんか?どうしても人となりが見えてしまう。
履歴書って、学歴や取得資格や志望動機を知るだけじゃないのです( 一一)履歴書そのものも見ます。
余談ですが、履歴書の字、名前の送り仮名や住所の数字まで気を抜かずしっかり書き上げましょう。ここは私が通ったマナーアップ講座で講師から聞きました☆細かい部分までやはり見るそうです。

生徒の皆さんは、毎月“清書”を経験しますので、将来色んな場面で活きると思っています。
清書ってどんな字?
どうしてキレイな字に憧れるか?
なぜ、「字はキレイに書きなさい」と言われるか?
を、ちょっと頭の隅にでもおいて練習すると取り組む姿勢や楽しみ方、仕上がる字が違ってくるのかな?と思います。
たかが字されど字です。

 

 

 


こちらは20代~70代の生徒さまの字です。
大人の方も、目的・目標を持つと更に字が輝くのかな?と思います。
…今が輝いてないとは言っていませんからね(´_ゝ`)
自分の字が出来上がるまで、手本の線(字)を追うのに精一杯だと思います。
書けるようになるには、
練習あるのみ♫
漢字:カタカナ:ひらがなは10:8:7の大きさで書くと読みやすいです。

 

続いて段位、行書課題。

 

行書は、同じ文字は同じ字形で書かないのがルールです。こちらの作品で分かり易いのが【る】。
基本の楷書の字形をしっかり覚え、崩し字(行書)を書いて行きましょう。そうしないと、ただ“崩した字”になってしまいます。なんでもそうですが、基本があってのアレンジです。

 

ハガキサイズの作品です。
こちらの作品には私の手本をお渡ししていません(月例課題参考手本はあり)ので、生徒さま自身が仕上げて来ます。
流れ良く書けています☆

 

続きまして、

 

◆学生部

 

 

 

 

使用鉛筆は皆さん2B。
消しゴムは使用しないのが良いです…理想。ただ、まだ書き慣れない生徒さまは書き直しが出てきます。まずは、作品(人に見せるもの)なので、消しゴムでしっかり消して書き直しましょう。
ちなみに、消しゴムは人差し指と親指でつまめるくらいの大きさの物がおススメです。

 

5月課題から級位取得に挑戦する2年生の作品です★


名前欄には罫線が無いのですが、中心を取って堂々と名前を書き入れました!
最後まで気を抜かず一字一字丁寧に書き上げています。

 


左利きさんです。ご入会後からレッスンでは右手で挑戦しています。線質もブレが無く整っています。
手本通り一字一字しっかり書き上げています!

 

生徒の皆さん、この調子で6月課題も美しく仕上げましょうね(^^♪

 

 

しょうはく